JR東京駅の某ホーム
何かトラブルがあったのだろう
女が男から離れていく
その横を
俳優のNが通り過ぎていく
居合わせた大衆は目で追う
ただ通り過ぎていくNを
尋常ならぬ気配を漂わせる女には目もくれず
そういうものなのだろう
ある一瞬の大衆にとっての価値と
その一瞬を演じる当人にとっての価値とは
無関係な存在なのだ
戯言 kagura-may
JR東京駅の某ホーム
何かトラブルがあったのだろう
女が男から離れていく
その横を
俳優のNが通り過ぎていく
居合わせた大衆は目で追う
ただ通り過ぎていくNを
尋常ならぬ気配を漂わせる女には目もくれず
そういうものなのだろう
ある一瞬の大衆にとっての価値と
その一瞬を演じる当人にとっての価値とは
無関係な存在なのだ
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