コスプレイヤー・翠翠suiseikoの紹介記事を見てふと思った事20181209

写真めっちゃ綺麗!『東方Project』が大好きな中国コスプレイヤー翠翠suiseikoの幻想的な世界観【インタビュー】

――どんなゲームやアニメが好きですか?

翠翠suiseiko
コンシューマーゲームとスマートフォンアプリのどちらもよく遊びます。『ゼルダの伝説』『東方Project』『ドールズフロントライン』がとくにお気に入りですね。『ゼルダの伝説』はグラフィックが本当に美しくて、村や町などの世界観に自分が没入できます。中学生の時から抱いた冒険心を満足させてくれるんです。

アニメは色んなジャンルの作品を観ますが、SFが多いかも知れません。『PSYCHO-PASS サイコパス』や『Re:ゼロから始める異世界生活』ですね。京都アニメーション作品も大好きで、『氷菓』や『響け! ユーフォニアム』も好きです。絵が本当に綺麗ですし、キャラクターの内面描写が丁寧で、青春時代の感覚を思い起こさせてくれます。

翠翠suiseikoさんは、本人のコスプレスキルだけじゃなく、独自解釈も含めた世界観の表現力が凄いと思います。

   

――コスプレに関する印象的なエピソードはありますか?

翠翠suiseiko
コスプレ撮影は一筋縄ではいかないので、毎回印象に強く残っています(笑)。12月に杭州で『東方Project』博麗霊夢のコスプレ撮影をした時、大雨が降って気温が0度くらいまで下がり、とても寒かったです。顔だけでなく身体中が硬まってしまい、自分ではどうポーズを取ったら良いか分からなくなりました。撮影してくれた网管菌(MOUKUDA)さんともう一人のアシスタントの方が、ポーズや表情を指示してくれたので撮影を終えることができました。終わってみると写真に風情があって、満足する一枚になったと思います。

――中国コスプレ界隈で有名なカメラマンの1人・网管菌(MOUKUDA)さんに撮影してもらう機会が多いようですね。改めて网管菌さんの凄さを教えてください。

翠翠suiseiko
网管菌さんはとても想像力と技術を持ったカメラマンです。彼に撮影してもらうとまるで作品の世界を切り取ったような素敵な写真になるんです。何度か撮影をしてもらっているうちに、お互いが目指している作品の方向性が共通したので、以来、撮影をお願いすることが増えました。撮影では同じ構図やポーズであっても、納得するまでひたすら反復して、1つの作品写真に時間をかけています。

プロはプロを知る。一流は一流を呼ぶ。ベクトルの近しい一流のスタンドプレーの融合は超一流のチームワークを生むということか。

   

――コスプレを続けている理由は何ですか?

翠翠suiseiko
一番の理由はコスプレが好きだからです。作品写真が完成した時の喜びと達成感は何物にも代え難いです。私の写真に「いいね」してくれたり、「リツイート」してくれたりする皆さんの存在も大きな原動力になっています。

私はもうすぐ大学を卒業します。まだどんな仕事に就くかは決まっていませんが、コスプレは続けて行きたいです。この2年間は自分のコスプレが大きく変化したと感じていますし、もっと進歩したいと思っています。そして、今まで日本には2回行ったことがあって、内一回目はコミックマーケットへの参加ができました。できるならば、日本のコミックマーケットに参加する機会を増やしていけたらと願っています。

十分成熟した大人なコメントなのに、まだ貪欲に成長と進化と達成感を欲する子供の部分を有する翠翠suiseikoさん。彼女は、きっとこの先も「老いる」ということはないだろう。彼女が愛する幻想郷の住民の多くのように。

  

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