今週の「トクサツガガガ」@週刊スピリッツ8号2018

「自分の戦いは、誰にも委ねてはいけない」
「同じ道行く仲間達でさえも、それぞれの道を行く」

ヲタがたどり着くべき一つの到達点。2017年51・52号での本音と未熟さの発露を踏まえての悟り故、仲村さんには人一番重い。単にヲタの業描写だけでなく、一個の人間の成長劇としてもキャラクターを丁寧に描いてくれるから、本作は本当に侮れない。

そして、その成長のきっかけになるのが、「そうやって、仲村さんは(以下略)」吉田軍曹その他のヲタ仲間というのが実にいい。まさに「人は一人では生きられない」めぐりあいヲタ。北代さんは相変わらずナチュラルに心をえぐるけど、それもきっと彼女なりの優しさ。多分、きっと。

ちなみに、一般人さんからの「矢」は確かに辛いけど、一度カミングアウトすると逆に気持ちいいよ!(危)。

<その他>

  • ピーチ・ミルク・クラウン:新連載。手原先生の描くヒロインが正統派美少女だと逆に違和感だったんで、「ぐっちょり」で少し安心。桃ちゃんには、きっとまだ隠し玉があるって、私信じてる。
  • もしもし、てるみです。:拗らせてるなあ。パク田先生。気持ち分かるけど。

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